飛騨古川の一人旅

昨年夏の終わりに、奥飛騨温泉郷で1泊2日の旅をした。交通手段は自家用車。AM6:00にカメラの機材を積み、岐阜県可児市を出発した。高山市に向かう山が、だんだん色濃くなっていく。高山市から古川市に抜けて、紅葉の写真を撮ることにした。

古川駅まで歩き、駅前の写真を撮り、それから鯉の放流をしてある水路に向かう。水路には、鯉はもういない。水深が浅いため鯉も凍ってしまうから、今は池に入れてあるようだ。水路の左は白い壁が続いており、何の建物か良く分からないが、おそらく倉庫では無いかと思われる。水路脇にずっと歩いて行くと、右にはお寺が見えた。

そこには入らず、そのまま真っすぐに行くと、右手に卸し大鼓が奉納してあるところに出た。観光客が、思い思いに太鼓を叩いている。古川の駅に着いた時、微かに太鼓の音が聞こえたのは覚えている。

「ここで叩いてたんだ・・」と思いながら卸し大鼓の写真を取った。子供が「卸し大鼓」を叩いているところを、「写真撮らせてください」と頼み、撮らせてもらった。そこから後手に行くと赤いケイトウ(花)が昼の光に照らされて、杉の大木の下で真紅に輝いていた。驚くほど美しく、思わずカメラのシャッターを押した。